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過去帳(かこちょう)とは、寺院で所属している檀家で亡くなった人の戒名(法号・法名)、俗名、死亡年月日、享年などが書かれている帳簿を言います。多くは折り本形式。そのため、過去帖とも書きます。

また過去帳は各家庭の仏壇にも置かれ、位牌や法名軸にも同様のことが書かれています。ですが、位牌や法名軸は代数を重ねると数が増えて置ききれないということもある上、古くなると煤けたり老朽化などで判読不能になるためある程度の年忌を境にお寺で処分してもらうことになります。

それに対し過去帳は永続的に残され、その家の系譜が記されます。

書き方として、まず最初に戒名を記載し、続いて没年月日、俗名の項目を記入して作成していきます。
見台という過去帳をのせる専用の台に載せ、故人の月命日の日に開いてお参りします。先祖や家系の記録として仏壇の中に管理しておく場合もあります。

また仏教の中では浄土真宗だけ位牌を使わず、過去帳に魂を移すというしきたりがあります。
地域によって過去帳の記入方法や解釈に違いがありますので、各菩提寺に問い合わせるのがよいかと思います。過去帳はお寺で記入します。

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